ラブネスト2nd
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ラブネスト2nd

南月ゆう

人生の本質を浮かび上がらせる感動作

ネタバレ
2022年8月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 評価の星の数が5個じゃ全然足りないのよ〜!!と痛切に思う作品の一つです。
スピンオフ発刊に伴いサヨナラゲームから読み返しました。
巻が進むに連れ面白さの上に深い悩みや葛藤や情動や愛情をどんどん積み重ねられて行き、今作品でもめちゃくちゃ心をこねくり回されました。この感動の限界突破はいつまで続くのでしょうか?本当に目が離せないシリーズです。
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今作のキーワードである『欠陥品』、対をなしての『いばら姫』。どちらも攻めの旭を指しています。(これはモチーフでもあるのでしょうか?かなり説得力のある虫喰い資材の話でした)
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良い物語とは、人生の本質を浮かび上がらせるモノだと思います。
普段は徹底的に追い詰めて自分を顧みていません。
なので今作品のようなフィクションに触れる事で、代弁してもらったり思考の一助となりました。
見えにくい本質をすごく解りやすく、しかもかなり面白く提示して導いてもらえた。その喜びも感動に繋がりました。
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さて、受けの匡人は料理上手床上手エロくて可愛いおっさん(当年30歳)な訳ですが、旭のトラウマを全身全霊で受け止められるイイ男に成長していきます。
パートナーを得る事で成長していくのを読めるのはかなり嬉しいし涙を誘います。
その上、経験豊富なのでえっちがエロい。アダルトカップルを読む愉しみを全く裏切りません。
徐々に増えていく登場人物たちも物語に華を添えてくれています。面白いと思う作品は脇キャラがとても良い働きをしているんですよね
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修正は白抜き発光体。それでも判る旭のデカさよ…。
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