悪役令嬢はヒロインを虐めている場合ではない
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悪役令嬢はヒロインを虐めている場合ではない

四宮あか/11ちゃん

意表をつく展開!この先どうなる?

2022年8月31日
いや〜、面白かったです。転生者として目醒めて、それまでの悪役令嬢としての自分をさっさとリセットして、自由を謳歌しようとするヒロインと、己に絶対の自信がある故に、婚約者であるヒロインを結構蔑ろにしていた公爵令息とのやりとりは、後に行くに従って率直なボディーブローの応酬になって、どんどん読むペースが上がりました。。1巻の後半で、ヒロインからの痛烈な逆襲は、他には無い展開で、文句なくスッキリしました。普通なら深窓の姫君の範疇に入るだろう公爵令嬢のお転婆ぶりや、次々と起こる重大事件に、スリルとサスペンス感が充満してきて、2巻読み終わって「あれ〜?」っという感じになりました。2巻出てから随分経っていますが、まだ、伏線が回収されていませんよね。学園に戻ってからの「その後」、ジークやその他攻略対象者との関係、そしてジークに付き纏っていた物語ヒロインはどうなるのか?、、気になります。
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