このレビューはネタバレを含みます▼
冨久家 家の三男 隆太×次男 和音
｢義兄弟のひめごと｣スピンオフ。
お金持ちの家に引き取られた子供達(六男二女)のお話です。
冒頭に隆太が女の子を家に連れてくる場面があるのですが、和音の心の声が意地悪すぎて、隆太の女の子に対する態度も雑、読んでいて気分が悪くなりました。
内容は家族の和を乱すことになるので隆太の告白を無下にし続けている和音がなんとかなるまでなのですが、男同士の葛藤はほぼ無しです。
〇和音はインドア派←家大好き、落ち着く。
〇和音は美人なので人が寄ってくる。わずらわしい。
〇家族大好き←家族以外はどうでもいいor嫌い。
〇家がお金持ち←自慢していないようで 自慢に受け取れる。
〇実母に捨てられた自己憐憫と実母に対する恨みが根強い。
和音本人に自分の性格がゆがんでいる自覚があるのが救いですが、こういうことが延々と書かれているので疲れます。
卒業するごとにメールアドレスを変えて級友(友 違うか…)と連絡がつかないようにしているって…うう。
こういう人の恋愛を応援する気になれませんでした。
2018年9月 総164ページ 挿絵あり
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