催眠術入門
」のレビュー

催眠術入門

カシオ

催眠術という名の執着

ネタバレ
2022年9月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。
大正ロマンの時代背景が、今とは違う、現実味のない雰囲気が作品のタイトルともあっていて良かったです。
学友の、社長の息子・龍彦×学者で英語教師の周。
流行りの催眠術を興味本位で試し、暗示にかかって恥ずかしい思いをした周。そこから術にかかったままの(ていの)周が龍彦と肌を合わせるようになって行くストーリー。
龍彦が陸軍へ入隊することが決まってからがすごく良かったです!!周の龍彦への執着が見えて素敵。催眠術、という建前がないと素直になれないところも良いです。
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