リカー&シガレット
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リカー&シガレット

座裏屋蘭丸

絶品

ネタバレ
2022年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ はじめてレビューを書かせていただきます
有り余る感動を伝えたく筆?をとりました
舞台は外国(スペインかな?)最初の情緒あるカラーページから心掴まれます
幼馴染のテオとカミロ
お互い両親の後を継いでタバコ屋と酒屋を営んでいます道向かいに
お店がお向かいさんなのでチラチラお客さんが気になったり行ったり来たりと仲良くご近所づきあいしているのですが
この道一本挟んだ距離がほんとに絶妙でして
幼馴染の近くて縮まらない距離と掛けてるのかなとも思ったりしました
ストレートのテオにお試しで付き合ってみないかとカミロが提案するのですが
決して強引ではなくテオの気持ちに寄り添いながらでも自分の気持ちを伝えていくという超絶男前なやり方でテオをモノにしていく様は
こんないい男存在するか!?なのですが見ているこちらは夢見心地となります
でカミロの色気はだだ漏れなのですがほんとテオが可愛くてもぉたまんねー
カミロに触れられて普段とは違う表情になる
色っぽさ、褐色の肌…エロっ〜
読者様もレビューされてましたが嫌な人が1人も出てこずまるっと男前ばかりなのも眼福でした
たった1冊でここまでのストーリー、空気感、キュンとせつなさを閉じ込めた作品は稀だと思います
美味しいごはんとお酒と煙草 好きな人に愛し愛される奇跡
他愛もない日常が愛おしい
人生の本質を観られる素晴らしい物語です
さー
カリモーチョ飲も!
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