不遇職『テイマー』は最弱スキル『正拳突き』で無双する ~少年はハードモードの人生を努力でぶち破る~
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不遇職『テイマー』は最弱スキル『正拳突き』で無双する ~少年はハードモードの人生を努力でぶち破る~

木嶋隆太/なかやかな

面白かったけど終わり方が残念

ネタバレ
2022年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 授かったジョブとスキルで強さが決められる世界で、主人公はハズレジョブと呼ばれる「テイマー」で「正拳突き」のスキルしか授からなかった。強くなることをあきらめていたが、初めてテイムし家族のように思っていた魔物を自分の慢心から死なせてしまう。絶望に暮れる主人公に、育ての親の元冒険者が、テイマーレベルが100になるとテイムした魔物を生き返らせることができると教え、主人公は唯一の武器である正拳突きに磨きをかけてレベル100を目指す。主人公は自覚のないまま強力な実力を手に入れるが、よくあるチート能力を持っていると言うものではなく、どちらかというと不遇なジョブ・スキルを努力で鍛え上げ、圧倒的な実力を手に入れたというのが好感が持てる。自覚がないまま、強力無比の力を手に入れた主人公が、今後どのように成長していくか、今後が期待できる。
以下追加レビュー:3巻で突然の終了(打ち切り?)冒険者としてデビューした街で起きた問題を解決したところで、話が端折られて、いきなりレベル100になって死なせてしまったフェンリルを復活させて終了。いやいやいや、そこに至る道のりが面白いんでしょう?主人公を強くし過ぎてしまったので、今後面白い展開が思いつかなかったのか、それとも商業的判断からの打ち切りか?中途半端感が酷いので☆5⇒☆3に評価ダウンした。
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