「自称・彼氏がキツく愛して離れません【単行本】
」のレビュー

自称・彼氏がキツく愛して離れません【単行本】

かずいち

重い愛も可愛く見える

ネタバレ
2022年9月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大手広告代理店のカリスマクリエイターである佳孝と、ファッションブランドの広報で働く咲希のお話。

「自称・彼氏」なのは一瞬で、佳孝と咲希は序盤で両想いになり付き合い始めます。両想いになるまでのジレジレが好きな方には物足りないかもしれません。

しかしこの2人、付き合ってからが結構大変で、大抵仕事絡みですが一難去ってまた一難、思い合っているのにすれ違ったり、離れ離れになったりして、色んな意味で試されます。

困難を乗り越える度に2人の絆が深まる訳ですが、その過程での脇役達のと関りや、問題との向き合い方、高校時代のエピソードも含めて、佳孝と咲希の人柄がよく伝わるように描かれていました。
咲希の人としての魅力は言わずもがな。佳孝が長年思い続けるに足る魅力を備えています。
個人的には佳孝の方が印象的で、立派なスパダリに育った今でも、中身は変わらずヘタレってところが可愛いなと思いました。
完璧な男ほど、ダメな部分が可愛く見えてしまう。ただしイケメンに限るってやつですね。

脇役達もみんな癖があって物語をかき回す良いスパイスになっていました。最終的には嫌な人はいなくて、温かなハピエンをみんなで迎えるラストもよかったです。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!