このレビューはネタバレを含みます▼
ジェイク先生の作品はどうしてこうも中毒性があるのでしょうか?!ホントに凄い好きでした。。。
私が1番印象に残ったのは、要の夢の中、波打ち際で沿と抱き合うシーン。好きになってはいけない、なのに、どうしようも無く求めてしまう要の気持ちを、寄せては帰す波で表現されているようで。。。涙が溢れました。
あらすじには大場と関係を持ってしまうとあったんですが、それが中々!そこまで行き着かない!かなり長い事沿への気持ちを拗らせていきます。なので本当に大場と関係してしまった要の気持ちが理解出来てしまう…沿と大場の顔が重なって見えて😩教師が生徒に対してあんな事するのは本当にダメだろ!とは思うけど、要の頑張り過ぎる気持ちを解してくれたのは大場の優しさだったんだろうし、ダメだと思いつつも彼なりに要を愛してしまったんだろうし…結果それで、要は沿への気持ちが決して消えないと気付く。ん〜ここまで、凄い切なくて胸がぎゅーーってなりました。告白のシーン、初めはどうして沿は告白しに来たんだろ?って思っていましたが、アイスクリームを落とした場面で沿は要の気持ちに気付いたんですね…やっと言えて本当に良かった…!!
最終的には沿も子供の頃虐○されていたとゆう話も、沿自身が進んでやっていたと実親のセリフにあったので(いや、それでもどうかとは思うけど)深刻さが減り、むしろ沿も要も"大人に甘えて利用した""気づかせてくれた"とゆう着地点になってたのが、シリアスになり過ぎない様に配慮した、ジェイク先生の作品に対する優しさなのかなぁと思った。
ジェイク先生の作品に沼ってまして!設定が面白いし、キャラクターもめっちゃ好きで、ムチムチボディと大きくてゴツゴツした手、デフォルメされた顔なんだけど、目線が凄くすごくセクシーで……後トーンて言うんですかね?暗い部屋の中とか、光と影の表現が凄く美しくて!繊細な線なのに力強くて!思いがけず凄い構図だしwデフォルメキャラも超キュート♡そして1番凄いのは深い深い愛情が感じられるストーリー。それが濃厚なエロスと絡み合い心がキュンキュンぽかぽかするのです。ちょっと?ってなる所もあるけどそれをはるかに上回る魅力に病みつきになってしまうんですよね…最高!