このレビューはネタバレを含みます▼
5編入った短編集。発想力がすごいというか、奇抜なお話が多かったです。展開が急で、なぜそこで縛る?とか、あーれーなところもありました。出版年が古いので古式ゆかしき感じが漂います。でもこの独特なレア感が好きです。おおお、と圧倒されて読みました。攻め受けそっち?とか意外性もありました。「微笑みの日常」に収録されている「日向」の続編「真夜中の太陽」が収録されていますが、こちらだけでも読めました。BLの系譜を感じられるのでずっと以前の作品を読むのが結構好きなのですが、思いの外 尖った設定で興味深かったです。
2004年4月 総212ページ 修正は楕円などざっくりした白抜き。