夜明けの唄【単行本版】
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夜明けの唄【単行本版】

ユノイチカ

ファンタジーかと思いきや

ネタバレ
2022年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻以降、おや?という展開になってきたのでレビュー編集します。
いわゆる現在の一般人間社会から隔絶された小さな世界でのファンタジー話なら、「稀有な存在が人間の世界に存在すると(特に財力や権力をもった人たちに)どう扱われることになるか」という描写がないと勝手に安心してしまっていました。
世界が広がった時点で嫌な予感はしていましたが、勝手に弱い立場だとされ、いいように使われ、本人の意思を無視し酷く扱われる描写がでてきます。
孤独が救われる話は、どちらかだけでなくどちらも守り守られているというかけがえのない絆に触れられる至高のものだと思っていますが、描写の内容にシンクロしてしまう可能性のある方は気をつけてください。
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