このレビューはネタバレを含みます▼
                                                            気になってお気に入りにいれたままをやっと購入。「四月一日〜」を雑誌で見かけていいなと思ってたんだけど、ここに繋がっていたのか!見つけられて嬉しい😄。「これが最後の〜は」転生ものSFだけど、鈴の態度のお陰か全然SFっぽくない。鈴の勘違いから浅海との交流が始まるけれど、出会えなくなった400年になれすぎて寂しさも苦しさも麻痺していた浅海。鈴の優しさが思いやりが気づかせ、長く転生し続けた意味も理解できた。鈴と出会え人と関わり、好きになれた。もの凄い出来事だったろう。前後編の短い話なのに、読了後、ゆっくりと温かく、しっかりと未来の2人を想像させる。それが、「四月一日〜」の2人と、ああいう関わりがあったとは!こちらはSFでもなく、人が惹かれ合うって何気ないことからだよなぁと教えてくれる。あー、続きが読みたい!2人の先、北海道に帰る安吾とどうなるのか、エチは成功するのか?(笑)気になって。絵も綺麗でスタイリッシュ。エチは前者の2人、全然エロくなくスムーズに読めます。