このレビューはネタバレを含みます▼
片想い大好物なんですが、切ない片想いのわりにすぐくっつく話が多いせいか自分の中で当たり外れが最も激しいんです。本作はどちらでもなく、なんというか可もなく不可もなくといった感想。
というのも、なんだろう。攻めの無神経さが本当に最後の最後まで続いた感じがしてもや。
そりゃ、読み手は切ない片想い中の受けを見てるから受けを応援したいし、受けに感情移入だってするよ。
けど、攻めの彼女をあんな扱いするなんて攻めの気持ちがそんな熱量？って疑ってしまう。
お別れ告げる時なんて、同性が好きだと言っちゃう無神経さ、強引な別れ。その後、会って逃げる彼女に気まずそうにする受けだけの描写。なんだこれ……状態。
そんな態度なのに、好き好きな熱量見ても何が……？と思ってしまった笑
最初受けに彼女に媚び売る女って思われたり、攻めの受けが好きなんだ！という告白を聞かされ強引な別れだったり散々すぎる。だから無神経なんだよ。そりゃ、別れ告げた側はいいよね、好きな人できて恋人生活スタートなんだから。
受けの視点なら、叶ってよかったねとお祝いできる。
けど攻め視点ではあまりに無神経すぎて彼女だった奈々ちゃんから一発ぶん殴られてこいと思いました。
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