このレビューはネタバレを含みます▼
8巻までイッキ読みしました!
(中身のページ数は、1〜5巻が約200Pくらい、6〜8巻が約180Pくらいでした。)
1巻から始まる、お嬢様学校のごきげんようオホホウフフ展開からの豪華客船難破で謎の島漂着&遭難サバイバルで一気に物語に惹き込まれました。なにこれすごい。
可愛らしい女学生達が鬱蒼と生い茂る森を進み、生きて島から脱出しようともがく。それぞれが抱える悩みや秘密を時に吐露し時に喧嘩をし分かち合い、絆を深めてゆく…これだけだと真の友情で結ばれるなんて美しい物語なのだと思いますが、ところがどっこい(今使います?この表現って笑)!
この島には未知の生物が生息し、少女達を容赦なく襲う。まさにモンスターパニックホラー!最高。こういう話好っきですっ!じわじわ追い詰められる感じも好きだし急展開で襲ってくるドキドキ感も好き。読んでてハラハラしちゃう。
一筋縄ではいかないモンスターと一筋縄ではいかない人間関係。島の謎が謎を呼び、少女達の奮闘と新たな人間関係&友情でそのミステリーが徐々に解き明かされていくのが面白い。途中途中に挿入されている昔話の語りの様な部分が「もしや…?」と今後の想像を掻き立てられ中毒性あります。
上部だけだったお嬢様達の友情関係が変わり成長して強くなった彼女達に好感持てますし、一人一人に背景があるのが良い。5巻までで結構お亡くなりになられてしまいますが汗。
8巻まで読んでみて、6巻あたりから謎がどんどん解けてゆく印象です。終わりに近づいているのかな。最後が見たい様な、終わって欲しくない様な…複雑。次巻、楽しみに待ってます!
◆ただこちらのお話、少々グロいので試し読みした方が懸命です。モンスターも見た目アレだし…笑。あとお嬢様学校で百合の園、という事で少〜しユリユリ入ってる部分もあります笑。苦手な方はご注意した方がいいかもしれません〜。