梅雨のプール~溺れる僕の腕をつかんだのは君~
」のレビュー

梅雨のプール~溺れる僕の腕をつかんだのは君~

榎戸鍵/冬乃郁也

とにかく最後まで!

2022年9月19日
読み始めて半分位までは、気持ちが付いていかず読むのを止めようかと何度か思いました。主人公の一族の設定が小説と分かっていても現実離れしすぎてスムーズに入りきれないのと、好印象の登場人物は皆無でムカモヤ不快感は増すばかり。読者は作品のありのままを見る傍観者だと分かってはいるのですが…。でも最後まで読んで良かった~!浮上。読後は精神的に落ち着いた。ホント最後まで読んで良かった。ストーリーを楽しむと言うより登場人物の心情の動きを見ていく感じの作品だと思いました。読みやすい文章なので、最後まで登場人物達に付き合ってみようと思いました。
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