このレビューはネタバレを含みます▼
4巻まで購入。以下、ネタバレありです!
アルファレド殿下から悪役令嬢ラナへの婚約破棄と国外追放の決定後、殿下の友人で有能な臣下でもある主人公の貴族令息フランは、実は片思いしていたラナを伴い、夫婦として隣国セルジジオスへ移住します。
貴族令息フランが主人公というところが目新しく、どこか冷めたキャラも立っていて善きです。
移住先で牧場を始めながら、自給自足の生活を送り、ラナの前世の知識からフランが魔道具(便利家電)を制作し、それが生活を始めることになった国セルジジオスの国王一家に気に入られます。
隣国セルジジオスへ訪問してきたアレファルド殿下に一泡喰わせられたのは爽快でした。
…が、フランとラナの恋が、まっっっっったく進展しない!!!
なんなら1巻から変わってない!!!
ラナは、明るくて前向きで商売上手だけど、恋に関してはツンデレの態度をキープ。
フランは、賢くて優しくて冷静なのにお人好しな所もあってカッコいいけど、なぜかラナのことが好きだと言葉にできないヘタレさん。
ラナ発案・フラン制作の魔道具関連のお仕事や、カフェやパン屋などの商売を展開するという、ほんと生活の話ばかりで、ラブが進展しないことに、いい加減もうダレてきました…。
しんどい…。
原作ありとはいえ、どうにか商売と恋愛、同時進行してもらえませんか…😩
次巻も、一時的とはいえ、他国の孤児を二人の家で預かることになりそうだし、恋の進展が期待できそうにないので、買うのやめました。