無駄なシーンが多い

過去にタイムトリップして若い頃の親（異性）に惚れられるという、某有名映画（バック・トゥ～）を筆頭にありがちな作品です。

父の達也と喧嘩（ちなみにサンプル版では中年父の姿は省略されてます）して、家出した後に彼氏の蓮とＨしようとしたら事故でタイムトリップ、そして目の前には若い頃の達也がー


みちる…お前は蓮と達也のどちらが本命なんだとツッコミしましたよ。😑
ピンチを何回も救ってくれた達也に惹かれるのも分かるけど、蓮だってみちるを助けたのに…。

これに関して言うと、みちるが何回もモブ男性に襲われそうになったりと省略しても物語の進行上支障が無いシーンが多すぎる。
極論を言うと、彼氏の蓮の存在自体を抹消しても全く支障は無い。

メインは若い父との禁断の恋愛なのだから、みちるが彼氏無しでも父と喧嘩して事故に遭えば殆ど同じストーリーになった筈。
こうすれば全8話ではなくもっと話は短く済んだ。

そして達也が父だと気付くのが物語の終盤というのも痛すぎる。
レビュー冒頭で例に挙げた某映画は、早い段階で主人公がそれに気付いて未来を変えない様に努力と苦労をするのが見所なのに…。

そして達也との禁断の恋の結末…はネタバレに繋がるのであまり言いませんが、物語ラストで会話を交わした「あの二人」のやりとりはシンプルだけどなかなか良かったです。

評価は辛口にしましたが、絵が可愛い・メイン男子二人が一途（その分みちるの優柔不断が目立つ）なのでサンプル版や設定に興味がある方は試しに購入しても良いと思います。


（以下呟き）
達也の若い頃と今（中年）の差があらゆる意味でありすぎて驚いたｗ