このレビューはネタバレを含みます▼
お屋敷にご主人様のユーゴとメイドのミアは二人だけで住んでいて、なんやかんやで昼夜関係なく屋敷内のあちらこちらでHをする。ユーゴは表情も変えずに淡々とミアを抱くので、貴族にありがちな使用人を人として扱わないタイプの男かと思っていました。ただ、そんな冷たい印象とは裏腹に、ミアを気遣う優しさは本物っぽくて、つかみどころのないヒーローでした。しかしそれも1巻までの話で、２巻ではユーゴの過去から諸々の真相が明らかになり、「そうだったのかー！ユーゴお前めっちゃいい奴だな！」ってなりました。エロの方が毎話濃厚だったため、ただやってるだけの漫画なのかと思っていましたが、読み終えればシンプルなのに厚みのあるストーリーで、すっかり満たされた気持ちになっていました。特に最後の方、お互いの思いが通じ合ってからは白い画面がピンク色に見えるくらい甘々で、２人の思いが高まっていく感じのHは最高でした。
あと、衣装や背景の描き込みもしっかりしていて美しかったです。ミアの下着がエロ過ぎて、「それはご主人様が用意したの？」って思いましたが、実際昔は普通にこんなパンツはいていたのかもしれないですね。昔の日本女性もノーパンだったし、ありえなくもないか。
意外性があって本当に面白かったです！ただエロいだけのTLに飽きてきた方、是非読んでみてください。
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