誰かにとって欠点でも誰かにとっては完全





2022年10月1日
「結婚してくれ」
と10年来の男友達に土下座して懇願するという衝撃的?!な場面からスタート。
このヒロくんが色々ズレてて情緒ない人なんだけど、こんな↑↑↑唐突なお願いに、さらっと「いいよ」と返した八雲にビックリ。
なんだかふわふわしててこの2人付き合うってどうなるの?と思いきや、意外やヒロくんの強さや優しさ、素直さが見えてくる。
そしてヒロくんを助けている八雲の方にこそ、容易くお付き合いOKした、人の良さの裏に隠されたものがあり。
気付けば、それを掬いあげたのはヒロくんで。
誰か(もしくは自分)にとっては欠けていても、誰かにとっては完全体で、ヒロくんと八雲も、そんなふうに欠けた丸ごと受け入れ合える、「おまえじゃなきゃダメ」な唯一無二の存在だった。
最後、情緒が芽生え始めたヒロくんが、八雲への想いと幸せな気持ちからポロポロ涙を零すところは、こちらまであまりの愛しさに込み上げてくるものが…
コミカルな話かと思いきや、話の真髄は深くて、軽さと重さのバランスが絶妙でした。
こちらに登場した幾とミトさんの話『どうしようもない僕の運命の恋』。
読む順番はどちらでも大丈夫なので、2冊セットでぜひ読んでいただきたいです!
と10年来の男友達に土下座して懇願するという衝撃的?!な場面からスタート。
このヒロくんが色々ズレてて情緒ない人なんだけど、こんな↑↑↑唐突なお願いに、さらっと「いいよ」と返した八雲にビックリ。
なんだかふわふわしててこの2人付き合うってどうなるの?と思いきや、意外やヒロくんの強さや優しさ、素直さが見えてくる。
そしてヒロくんを助けている八雲の方にこそ、容易くお付き合いOKした、人の良さの裏に隠されたものがあり。
気付けば、それを掬いあげたのはヒロくんで。
誰か(もしくは自分)にとっては欠けていても、誰かにとっては完全体で、ヒロくんと八雲も、そんなふうに欠けた丸ごと受け入れ合える、「おまえじゃなきゃダメ」な唯一無二の存在だった。
最後、情緒が芽生え始めたヒロくんが、八雲への想いと幸せな気持ちからポロポロ涙を零すところは、こちらまであまりの愛しさに込み上げてくるものが…
コミカルな話かと思いきや、話の真髄は深くて、軽さと重さのバランスが絶妙でした。
こちらに登場した幾とミトさんの話『どうしようもない僕の運命の恋』。
読む順番はどちらでも大丈夫なので、2冊セットでぜひ読んでいただきたいです!

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