心がポカポカ、独特の世界観に癒やし

ネタバレ

2022年10月5日

このレビューはネタバレを含みます▼ だけではないです（笑）初めての作家さん。こちらの分は表紙しかイラストないのわかってだけど、あらすじに興味を惹かれ、購入。結果、すごくすごく幸せで治癒師のリアンに癒やされまくりました。
まず世界観がほんとに素敵!　西の砦は魔物が出る樹海の最前線。1級の魔術騎士ユリアノの専属治癒師を拝命したリアン。念願かなった人事に希望を抱えてきたのに、番イになるはずのユリアノが頑なに拒否。真面目で素直で可愛いリアンは一生懸命その役割を果たそうと頑張る。
魔力の治癒には粘膜摂取が一番いい。それを知らないウブウブなリアンが可愛くてしょうがない。
若干オメガバの雰囲気はあるけど、自分と一対の波長が合うものと番う関係がオメガバよりももっともっと深い繋がりのような気がします（あくまで私視点）。

10年もわざと離されてたなんて、アスベルト許すまじ〜だけど仮の番でいなきゃいけなかった治癒師くんの気持ちもわかるから、強くは恨めないけど……イヤやっぱり許せんな〜

もちろんユリアノもかっこいいんだけど、時々スパダリになりきれず、奮闘中の子供っぽいとこがリアンと一緒にキュンしてしまいます。

ずっとユリアノ側の視点が欲しくて（本編は終始リアン視点です）、熱望しておりましたが電子限定特典でユリアノ視点あって充足されました。でも、西の砦でふたりが治癒を始めてしたときなんかの1番もっとください!と思ってたとこがないのが残念です〜
いやユリアノがリアンの治癒をどう感じるかはひと言だけ話してるんだけど……その一言に尽きるとは思ってはいるんだけど、もっと欲しくなる〜
だって、あんないい子のリアンをもっと愛でて讃えてあげてほしい!!!

ともかく買って損なし。また読み返します!

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aozora さん

(女性/40代) 総レビュー数：63件

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