このレビューはネタバレを含みます▼
ほんの思いつきで「児島の頭の中を覗かせてみてよ」と神様に頼んだら叶ってしまった佐鳥。佐鳥がエッチなことをされまくる児島の妄想が頭の中に流れ込むようになって大変なことに。
「俺の有害な異世界」も読みましたが、今回もシナリオ力が冴えています。妄想の中ではエロだくですが、現実ではなにもないというこのギャップが気の毒というか笑えるというか、児島の思うがままにされて心をかき乱される佐鳥がかわいいですし、悪気のない児島の心象風景の深いところまで見えてくるところなど新本先生スゴイッス~と感じ入りました。読後感もよかったです。
2020年9月 総198ページ 電子限定描き下ろし1p 修正は白抜き