少年と神隠し
」のレビュー

少年と神隠し

ゆき林檎

優しさと切なさ

2022年10月6日
読み終わって、あたたかな気持ちと切ない気持ちが混ざってて、これからの70年を想い、またその後の輪廻、人としての再会を願い、今この時代で2人はまたどのような再会を果たしているのだろうと。テンの過去は怒りと憎しみを生んだ悲しいものだけど、どうにかこの優しい愛の実りが人間道の輪廻へと導いてもらえないかと願うばかりです。何度か読んでるのですが暫くするとまた読みたくなって、読んだ後の余韻を知っているので読みたくなる時は少々気合が入ります。
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