このレビューはネタバレを含みます▼
実写ドラマの方を先に観て、あまりにも好きになってしまい、原作が読みたくなりました。案の定あっという間に全巻を読んでしまいました!
もう可愛いしかない、幸せしかない世界です!
井田はちょっと鈍感なところもあるけど、真っ直ぐで優しい激ヤバ良い奴で(←あっくん言葉)
青木は真面目で何事にも真摯に向き合う優しさや温かさを持った井田に惹かれ、好きになっていく。
青木はちょっとアホだけど素直で一生懸命で優しくて人の幸せを願える子で。青木を知ればみんな青木を好きになる。井田もまさにそうで。勘違いから始まって、最初は戸惑いもあったけど青木の人柄に触れるたびに青木に惹かれ、好きになっていく。そんな2人の姿がユーモアも交えながら丁寧に描かれていきます。
不器用に、でも真っ直ぐに想いを届け合い、互いに成長していく青木と井田。そんな2人が可愛くて、微笑ましくて、応援せずにいられません。2人を見守る周りの友達も大人達もみんな暖かくて優しい人達ばかり。みんながこんな風に思えたら、世の中はもっと良くなる。誰もが自分の好きな人に好きだと言える、それが当たり前の世界になってほしい。心からそう思いました。
青木と井田、あっくんと橋下さん、登場人物達みんながどこかの世界線で幸せに暮らしている。
そう思える、最高に幸せで、温かくて素敵なエンド。
何度も、何度も読み返したい作品です。