身ごもり契約花嫁~ご執心社長に買われて愛を孕みました~
砂川雨路/龍本みお
このレビューはネタバレを含みます▼
コミックスから入り、続きが待ちきれずこちらの原作を購入しました。
斗真の謎が全て解けました!そういう事だったのねぇ…。
斗真不器用すぎるよ(>_<) 最終的にまどかは好きになってくれたから良かったけど、これ下手したら敵視され嫌われたままで終わるパターンもあったよね。買われた身だからって、子供を産むためだけに好きでもない男性に抱かれるのは屈辱的だと思う…。拒めば覚悟が足りないだの見込み違いだっただの悲劇のヒロインだの言われて煽られるし…。
でも本当の斗真は、まどかを守りたいし頼られたいし、好きになって欲しい…。なのに斗真はまどかに時々裏腹な言葉をぶつけてしまう(しかも猛毒)。普通の女性なら嫌いになります。でもまどかは斗真の言葉に傷つきながらも、斗真の言葉の真意を理解し受け止めます。斗真はイケメンだし、仕事も出来て有能ではあるけども、そういった面はポンコツです笑 まどかは斗真より6コ下だけども、精神面は大人だったかな。
斗真がまどかに素直な気持ち(それもまどかが上手く誘導したから言えた)を伝えてからは溺愛溺愛だったのは良かったけども。。。周り(主に圭さんやゲンタさん)のフォローがなかったら確実に実らなかった恋だと思います笑
まどかからすると、自分が斗真の存在を認識する前から斗真は自分の事を思ってくれてたってのは本当にびっくりな事だったよねー。
自分の父親の会社で働いてくれていた従業員を守る(=父親を守る事に繋がる)ために、嫌いな男性に嫁ぎ、跡継ぎを産むために抱かれる女性と、
会社の利権の為の政略結婚なのかと思いきや、本当は好きだった彼女を助けたくて、他の男に渡したくなくて、どうしても手に入れたくて結婚したくて、望んで結婚した、という不器用な男性のお話でした。
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