こんなリバCPもあるのか

ネタバレ

2022年10月9日

このレビューはネタバレを含みます▼ 作者街です。新刊出たのは知っていたのになかなかお迎えできず今回購読しました。
リバー好きとして、救済リバCPと聞いていたので読んでみたくてウズウズ。
ストーリーの背景は作者様もおっしゃるように暗いものですが、２人の恋愛はとてもシンプルでお互いに「必要とされたい」と言う気持ちからの同軸リバで、どちらも求められて愛を感じるところがリバの必然性を感じて感動しました。
ジャンケンで受け攻め決めるようなリバが好きだと思って生きてきましたが、こんなに必然性を感じるリバって美しいんだなと。これはリバが苦手な人もきっと納得のストーリーなんじゃないでしょうか。

無法地帯の街の最後の居場所である「ラストホーム」のボス・アーサー×捨てられた性奴隷だった男・レオ。
上記の通り同軸リバです。
生きる居場所をくれたアーサーと、アーサーを必要としたレオの救済BLです。
幼い頃から性奴隷として生きてきたレオ、生きる場所がセックスしか無かったのですが、そんなレオを自分の居場所として必要としてくれたアーサーとの関係がとても尊く美しいなと感じました。
アングラな雰囲気の中で２人の愛が純粋で際立って綺麗だなと感じます。
先生のストーリー構成には脱帽ですね。１冊しかないのに、満足度は高く浄化されたような気持ちになりました。

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カレーさん

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