陸が不憫すぎる

ネタバレ

2022年10月10日

このレビューはネタバレを含みます▼ この作品が気になっており、安くなっていたからと手を出したが、とても後悔している。2巻で終わらないなんて。まず、陸→洋二が洋二→陸になるのはとてもいいが、洋二の過去が明かされないと陸が報われなさそうなのが可哀想。陸は洋二が好きで、同じように好きでいてもらえると思っていたのに、女の相手がいたことも、怒って出て行ったのに追いかけてもらえなかったことも、初めての恋に失望するには十分すぎた。そしてただ執着するようになった洋二は自分のオモチャを取られた子供のようなのに、ジワジワと陸の心を乱していく。そして陸が初めて洋二の弱さを垣間見、心配して洋二を訪ねれば洋二は相変わらずで、それなのにまだ洋二に囚われている陸が本当に可哀想。この作家さんの作品を全て読んでいるわけではないが、きっと陸が報われると信じて3巻を待とうと思う。

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ディルド18号さん

(女性/20代) 総レビュー数：80件

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