このレビューはネタバレを含みます▼
いきなり背後から何者かに刺されて死んでしまった令嬢。死神も戸惑う「予定外」の死を“無かったこと”にするために、令嬢は死神と、ある契約をします。それは、生き返るときに残りの寿命の半分を差し出すこと…。自分を死なせる原因を特定して死を回避出来たと安心したところで、なぜかまた殺されて…を繰り返すことになります。一体誰が、それほどまでに執拗に彼女の命を狙うのか?半分の半分の半分…と、令嬢の命の残りもどんどん少なくなっていきます。一味違うミステリー仕立てのドキドキ感が味わえる作品です。