溺愛武士の運命の相手は俺でした【単行本版】
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溺愛武士の運命の相手は俺でした【単行本版】

春之/出雲ゆき弥

500年飛んで、現代に馴染んじゃう室町武士

ネタバレ
2022年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ アウティングで傷ついているゲイの慧が、ある日拾った武士のコスプレイヤー。でも、彼はコスプレイヤーではなく、タイムスリップした本物の室町武士でした。しかも、慧を恋人だと言う。慧は???だけれど、あまりにも伴成が好みど真ん中で、無下にもできず、同居してお世話をします。もちろん、慧と伴成は室町時代に恋人で、慧が先に命を落としてしまっていたのです。過去の記憶と時々リンクして、慧と伴成の幸せな時間と、慧がいなくなってからの伴成の姿も見れますが、暗さはなくラブコメです。現代に現れた武士の伴成は真にカッコいいし、楽しくサクサク読めますが、特に強いインパクトがあるストーリーとは感じなかったです。ただ、伴成のトレーナー褌が、あまりに‘いとをかし’だったので、☆5を献上いたします。
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