ふたりあそび 【電子限定特典付き】
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ふたりあそび 【電子限定特典付き】

あがた愛

ふたりあそびの行く末を全力で見守ります…

ネタバレ
2022年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっとずっと単行本化を全裸待機で待ってました!まさか2巻に続くとは思ってなかったのでこのジリジリした気持ちをどうすればいいのかレビューにぶつけたいと思います。幼なじみの廉となっちゃん、幼い頃からずっと一緒にいたふたりだけど先に自分の気持ちに気付いたのは廉。何も知らないなっちゃんに色んなことをを教えて、ひとりあそびがいつの間にかふたりあそびに。お互いがお互いの気持ちに気付かずにモダモダと見てるこちらがとてもジリジリしてしまう。あれよコレよとすぐにくっついてしまう作品が多い中で(それはそれで好きだけど)ふたりの気持ちや環境の変化とかゆっくりじっくり描かれていて295Pという大ボリュームですがあっという間に読み終わってしまいました。この丁寧すぎる心理描写がたまらなく、特に廉の気持ちが苦しすぎて胸がぎゅぎゅぎゅって……心筋梗塞になったかと思いました←。なっちゃんが本当に純粋無垢というか、無自覚さの破壊力がえぐい。ショタには興味ないんだけどさすがあがた先生ですよ。何千冊と色んなジャンルを読んできましたが、ショタNo.1ではなかろうか。それぐらいショタなっちゃんが可愛い。廉の庇護欲がかきたてられる気持ちがよく分かります。廉のなっちゃんへの想いが重くて深くて、攻め>>>>>>>><<受けぐらいのバロメーターが大好物な私にはドンピシャ。幼なじみのあまじょっぱい両片想いなのになんとなく漂う不穏さは、あがた先生らしく続きが気になって仕方ありません。ふたりがこれからどう進んでいくのか、ふたりあそびの行く末を全力で見守りたいと思います。
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