初めて





2022年10月18日
ミヒャエルエンデの、果てしない物語を読んだ時と同じくらい感動。絵はきれいだし画力もすばらしい。この島には東西南北に一人ずつ、夜海からやってくる魔物と戦うカンナギという役目を持つ少年がいる。彼らはその役目を担ったところで成長が止まり、年を取らないが手足から徐々に黒くなって早くに命を落とす。そのうちの一人エルヴァは美しいが口悪くて、心優しい。彼になついている村の少年アルト。彼は両親をなくしておばさんの家で暮らしてるのですが、これがまた謎が多い。アルトといるうちにエルヴァの手足が徐々に白くなっていく。アルト少年は青年になり、たくましくてイケメンに育つ。エルヴァのために海の謎とか調べるのだが、アルトは不思議と魔物に襲われない。そして島の外から来た人間も襲われないが、カンナギを救うことはできない。海に襲われた人間で生き残った人もいるが、言動がまた謎を呼ぶ。アルトはエルヴァに恋心を抱き、愛に変わる。二人のやり取りがまたかわいい。3巻でやっと思いが通じて恋人になれた。他のカンナギが現れて、エルヴァの嫉妬する姿がかわいい。いたすシーンなく前後で想像ですがとてもかわいい二人。島の外は文明明社会が広がってることが明かされる。これからたくさんの謎が明かされていくのが楽しみ。作者のTwitterにPVがあって、動く二人に感動です。

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