CLUB NAKED
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CLUB NAKED

砂河深紅

思ってたのと違う!(良い意味で)

2022年10月20日
男性ストリッパーが受ということで、「ああビッ チものね…」と敬遠していたこの作品ですが、信頼しているレビュアーさんが高評価レビューを付けてらしたので買ってみました。
本当だ、ビッ チじゃない!しかもリオ君、舞台では華やかだけど実生活は真面目で誠実。全然スレてないよ!
控え室の雰囲気が、ごく普通の職場っぽいのが新鮮でした。
何度も舞台での演技の様子が出てくるけど、毎回テーマが違って面白いし、本当に舞台を見ているよう。こんなに詳しく描写している作品は珍しいと思う。
残念ながら、表紙のリオ君のカップルは前半だけで、後半と2巻は同僚のアンジーとミーシャのお話でした。こちらも攻のミーシャは大柄だけどカタコトだしアンジー大好きだしでとてもかわいくて、受のアンジーもビッ チ感なく、面倒見のいい好青年。ミーシャは生き別れの母を探すために日本に来ていて、ちょっと昭和の人情ドラマのようでした。
受の昔の男とか当て馬とか、人間関係ゲイまみれみたいな展開がなかったのも良かったです。
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