犬ほど素敵な商売はない
」のレビュー

犬ほど素敵な商売はない

榎田尤利

途中までは凄く良かったです

ネタバレ
2022年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 男娼は要らないと言う飼い主、身体を売りに行ったけど性的な事は無しで犬ごっこに徹する男。一番官能的なシーンはフルーツ・サンドのクリームが付いた手を舐めるだけって、先が非常に楽しみでした。その後は他の犬に嫉妬したり、手を使った刺激の後には犬はクビにされたり、そんな2人がどうやってその関係を恋愛へと昇格させるのか、それが堪能出来るのが心待ちでした。でも良かったのはそこまででした。その後は何か安っぽい変な方向へと行きました。男娼でなく犬を買った理由も飼い主の過去と関連するのかと思いきや、そうでは無かったし、飼い主の元カレと元カレの今の男の件も取って付けたような弱さでした。後半の展開はとても残念としか言えないです。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!