秘恋
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秘恋

三尾じゅん太

秘密感も背徳感もあまり無かったです

ネタバレ
2022年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 178ページ。
表題作5話+『恋愛モラトリアム』前後編+表題作の描き下ろし。
実兄弟と思っていて読んでいたら、兄の方が施設からの養子でした。しかも兄は父親のことが好き……という、なかなか良い泥沼設定だったんですが、どことなく話の進行が説明的で、心に来るものがありませんでした。
個人的には、兄の父親への気持ちが「家族としてのものだった」と結論付けられたのが非常に不満です。星2つ。
同録は、学生時代の同級生の再会もの。真面目な委員長とチャラ男(再会時点ではAV男優になってる)、遠回りしたね、っていう話。こちらの方がまとまりが良かったです。星3つ。
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