コオリオニ
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コオリオニ

梶本レイカ

久しぶりに堪能した‼

ネタバレ
2022年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無料版を読んでのレビューです。
一気に読んでしまった💦BL枠?ふむ…これくらいのエグ味なら、やはり青年漫画じゃなくてBL?これからL色が強くでるのかな。
ストーリー始まりから、父親からの性的ぎゃく待から救ってくれた佐伯に恋慕の情が窺えますが、鬼戸への愛着が湧くのが早くて、あっさり背中の佐伯の名前を捨てるので「やっぱり八敷もなかなかのクズかなあ?」とモヤモヤ💔
対する鬼戸も、目的のためなら平気でセッ〇で八敷を懐柔する筋金入りの鬼ちく💨この二人「似たもの同士の死に急ぎ」だと、すぐに納得できるので構成に違和感なしで良き。
ただ…八〇三のオジサン達がこぞって男を抱く?八敷の武器はカラダしか無い?八敷と鬼戸の思惑通りに進むのには、ご都合主義的でイージー過ぎて残念だな。毎回がカラダで解決とは…もう少し撚りが欲しかった💦
サイドストーリーとして、佐伯の回想を読んで「あれっ!佐伯って、こんなだったの?」と嬉しい驚き😺幼馴染みで庇う姿に、佐伯の覚悟と想いにホロリ😓育った環境や互いの境遇が道を踏み外し、若さゆえ立ち止まれない💔
頭が良い佐伯なら分かっていたハズなのに。この人も「死に急ぎ」だから、本当は八〇三に拉致られた時に、八敷と死にたかったんだろうな、と。
思いがけず八敷の語学力に命拾いしたのが、二人の運命を狂わせてしまった😩あの場面の佐伯の驚く顔を、ページを戻って確認しました。
佐伯と八敷、二人それぞれの目線で読むと、どちらも相当お釣りがくるクズさ加減です。もちろん、鬼ちくに落ちる鬼戸も。
それにしても、塩部と川田のオッサンが哀れ。それぞれ曲がりなりにも組長なのに、ちょっと💦特に塩部!今までの八敷への仕打ちと、組を背負える錬金術も持つ頭があると知っていて、鬼戸に侍らせてフォロー無し?それは、八敷を信じ過ぎちゃってますよね😔
雪祭り会場から去る八敷と鬼戸の後ろ姿に、自分を裏切った女房と男を思い出して、やっと八敷を疑うなんて遅いよ!
佐伯の回想シーンで、精神的に佐伯の自尊心を追い詰める塩部には、なるほどな八〇三っぷりだったのになぁ。
これから2巻を読みますが、鬼戸の上司の水谷課長が気になる!鬼戸、出る杭は打たれるか?八敷を最大限に利用して、望む結末は?
私、何気に上手く立ち回る?沖置が推しです😊塩部を始末して、八敷が鬼戸に抱きつく横で、笑顔で車の雪下ろしなんて可愛さあり🍒
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