このレビューはネタバレを含みます▼
購入したのは2巻が出た頃、紙書籍でまとめて2冊でした。
あまりの読後感の悪さに本当にイライラしたし不快だったんですが、ふと見たらかなりの高評価のこのシリーズ…。
……私の感覚がおかしいのか???
今、当時の記憶を辿りながらレビューしてます。
あとがきに記載あるのですが、作家さん初めてのオメガバース作品。「明るいラブコメ」とのコメントがありましたが…。
『あれが??ラブコメカテゴリで許されるのか????』
きっと私の頭が堅いせいなのかな、と気持ちを切り替えようとしました。が!どーーーーしても無理なもんは無理なんですYO!!!
オメガバース設定→活かしきれてない。
妖怪わちゃわちゃ→予備知識も与えずいきなり連行してきて「妖怪には近づくな」って横暴すぎません??
挙句の果てに攻めの母親である女将の策略により、主人公の第2の性が無理やり変えられる(β→Ω)
いや、普通に考えてアウトだよね???
性別を本人の同意なく無理やり変えることを笑って許せる人なら、それは「明るいラブコメ」と受け取れると思いますが、私はダメだった。
オメガバースにしても妖怪にしても、設定の練り込みの甘さが目立ちます。読んでて疲れてきた。夜光花サンの作品は初めてではなかったけど、私自身の嗜好と作家さんとの相性が悪いとしみじみ感じたので、この方の作品はもう買いません。