このレビューはネタバレを含みます▼
ずーっと気になっていてようやくクーポン使って購入。
レビューを読んである程度覚悟していましたが、原作の途中まで終わってる様でかなり不完全燃焼。
なのに何でこんなに評価が高いんだろう?
コミカライズ部分のラストではまだ両想いにもなっておらず、辛い展開で終わっています。
その後のSSS(書き下ろし小説)でやや救われたけど松岡がとにかく可哀想。
ノンケ同士の恋愛なので仕方ないとはいえ、寛末があまりにも不誠実です。
女装した松岡に一目惚れしてそのまま女性だと思って一途に好いていて、松岡に男だとネタバラシされたら即拒絶、はしょうがないとしてすぐに別の女性と付き合うとか。
しかもその後、松岡がいると分かっていて飲みの席に来るわ、ダブルデートも何度かして、辛くなった松岡が距離を置こうとしても「好きかどうか分からないけどどうしてもあなたが気になる」と一方的に会いに行ったり…。
あまりにも子供じみた身勝手さが残酷でめちゃくちゃ腹が立ちました。
寛末と付き合った松岡の同僚は何も知らないから仕方ないけど、松岡を好きと言ってきた女の子も「1対1で会う自信がないから(寛末と同僚と)ダブルデートがしたい」とか、子供かよ!2人でデート出来ないんなら指を咥えて遠くから見てろよ!(迷惑!!!!!)と腹が立って仕方がなかった。
なんでこんな優柔不断なダメ男を好きになったんだ、松岡。
それが1番解せない。ダメ男に引っかかるいい女、の男版か?
他サイトで原作の3部作は購入済みなのですが、この先のお話がすぐハッピーエンドにはならずに松岡の辛いターンが続くらしいのでなかなか読む勇気が出ません。
原作を読む前に…とこちらに手を出しましたがやや後悔しています(笑)
そのうちメンタルが安定していて気が向いたら原作を読むかもしれません。
ご興味ある方は原作(3部作はハピエンらしいので)を探してみても良いと思います。