情熱的





2012年4月5日
我々の文明が滅びた後の、遠い遠い未来の日本国が舞台。
王族による独裁体制が長く続き、国家としては未だ未成熟。我々の歴史観で例えるなら平安時代~戦国時代~江戸末期…をMIXした様な背景です。
少女サラサは、今は亡き双子の兄『運命の子・タタラ』の名を引き継ぎ、兄の仇である“赤の王”を討つべく、同胞達の希望を背に王家へ戦いを挑みます。
戦いの日々の中、シュリとの宿命的な出会い…それから嵐のように物語は進んでいきます。
“少女サラサ”と“英雄タタラ”との狭間で葛藤し、シュリへの日々募る想いを胸に秘めながら、男と偽り戦い続ける姿は痛々しくて切ないです。
少女漫画ですか…?と疑うほど、戦いは壮絶で残酷で容赦ない。
そして禍々しくも美しいです。
登場人物達が本当に魅力的(ビジュアルを含め)で、ひとりひとりに魂が込められていて、心理描写の繊細さに心が震えます。
絵のディテールが大雑把なので一見読みづらいのですが、重要なシーンでの鬼気迫るほど美しい表情と、息をのむほど迫力のある表現力には圧倒されます。
戦いもさることながら、情熱的な深い愛を描いた感動的な物語です。
巨匠漫画家達の作品へのオマージュ(パクリともとれる…😁)と思われるエピソードやシーンが所々あり、それを発見するのも一興です。
王族による独裁体制が長く続き、国家としては未だ未成熟。我々の歴史観で例えるなら平安時代~戦国時代~江戸末期…をMIXした様な背景です。
少女サラサは、今は亡き双子の兄『運命の子・タタラ』の名を引き継ぎ、兄の仇である“赤の王”を討つべく、同胞達の希望を背に王家へ戦いを挑みます。
戦いの日々の中、シュリとの宿命的な出会い…それから嵐のように物語は進んでいきます。
“少女サラサ”と“英雄タタラ”との狭間で葛藤し、シュリへの日々募る想いを胸に秘めながら、男と偽り戦い続ける姿は痛々しくて切ないです。
少女漫画ですか…?と疑うほど、戦いは壮絶で残酷で容赦ない。
そして禍々しくも美しいです。
登場人物達が本当に魅力的(ビジュアルを含め)で、ひとりひとりに魂が込められていて、心理描写の繊細さに心が震えます。
絵のディテールが大雑把なので一見読みづらいのですが、重要なシーンでの鬼気迫るほど美しい表情と、息をのむほど迫力のある表現力には圧倒されます。
戦いもさることながら、情熱的な深い愛を描いた感動的な物語です。
巨匠漫画家達の作品へのオマージュ(パクリともとれる…😁)と思われるエピソードやシーンが所々あり、それを発見するのも一興です。

いいねしたユーザ1人
-
daizu さん
(女性/40代) 総レビュー数:0件