偏愛獅子と、蜜檻のオメガ【イラスト付き】【単行本書き下ろしSS付き】
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偏愛獅子と、蜜檻のオメガ【イラスト付き】【単行本書き下ろしSS付き】

伽野せり/北沢きょう

コミックから来ました

ネタバレ
2022年11月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先を読みたく原作へ。1-2巻読了。獣人族と人族、オメガバ。夕侑はその生い立ちから、自立心が強く、人に頼ることに罪悪感や羞恥心を持ちやすい。それは、獅子族の愛情深く庇護欲の強い種族にとっては、心配で残念で悩みを深める。番となるまでの高校時代にも一波乱二波乱あった1巻、同棲して初アルバイトする2巻。施設と人里離れたところでしか暮らしたことのない夕侑は世間知らず。ハイソな獅旺との格差からくる価値観の違い。互いが好き過ぎて遠慮する夕侑と束縛気味になる獅旺のズレ。奇しくも虎さんが仲介になり問題を解消していく。番の安心感がありながらも、心配が絶えない2人は、これから成熟していくのだろう。ヒートでもそうでなくても、愛あるエチやキスが官能的であり理性が手放せないときは初々しくもある。シンデレラストーリーなので、王道を行きつつ、幸せになって欲しいと思える作品。個人的には夕侑に若干の苛立ちを覚えつつ(笑)、俺様だけど愛情深い獅旺を応援してます(笑)虎さんを代弁者のように感じました😃
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