俺たちは恋人に向いていない【単行本版】
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俺たちは恋人に向いていない【単行本版】

弘川コウ

気になる…

2022年11月10日
表紙絵のわちゃわちゃ感が楽しそうで。むむむっ!初コミック??あら、気になるわぁ〜からのポチッとな。ふふふっ。なんかクスッとした笑いが湧いてくる。攻めのごつめのルックスと重〜い暗〜い雰囲気(イケメンだけどね)。なのに、心の声が面白い。このストーリーの1番のスパイスかと。それに相まって、攻めの陰と受けの陽。攻めの重さと受けの軽さ。攻めの慎重さと受けのイケイケさ。普通なら交わることのない、真逆に見える二人なのに、真逆だからこそ相性よかったりするのかしらん。受けの晃一は熊沢とは正反対で、物事深く考えず、相手の気持ち顧みず、人の懐にズカズカ入っていくタイプ。だけどなんだろ、悪意がないからか熊沢への好意が見え隠れしているからか、可愛いじゃなーい!と思えてしまう。得な子だわ。でも結果、そんな晃一のちょっと強引なところが功を奏して(?)、元カレに浮気され車スクラップにされた過去から立ち直ることができたじゃない熊沢。熊沢“だけ”の晃一!ハピハピでよかったねぇ。そして気になることが何点か…ノンケな晃一、あのキスだけで熊沢好きになっちゃったの?凄いなー!で、結局のところ晃一、君は恋愛経験はそうないってことかい?ユーチューバー!そしてそして…晃一に、「熊沢も俺だけならいいよ」って晃一に言われた時の熊沢の顔…どんな顔してたんだろ(にやにや)。読者には見せてくれなかったけど、その顔見た晃一はとても嬉しそうだったねぇ。憎いですねぇ、作者様。ああ…気になる気になるぅ。
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