秘め音~よがりの媚蜜(コミックノベル)
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秘め音~よがりの媚蜜(コミックノベル)

うかみ綾乃/桜サク

モバイル官能小説

2012年5月1日
本屋での購入のみならず、自室に官能小説を置くのは照れ臭い💦人にとって、モバイルで官能小説を読めるのは画期的だしスペースを取らないからありがたい👍

ただその一点で評価をしました。巷に溢れるレディコミやエロマンガとは一線を画す作風なのは、確かでしょう。

文章から読み取れる情報を挿し絵で補足、というテクニックが「これはエロい話なんだよ~」と主張し、エロいシーンもある恋愛小説だとうっかり誤解するのを防いでます。

つまり…団鬼六賞大賞受賞者の作ならでは、なのかなぁ、文芸作品に昇華させようというニュアンスを感じます。だからかエロチックなシーンなのに妙に淡々と読めて、官能さをあまり読み取れませんでした。感受性の違いかも、ですけど😁

官能でない小説でも、本作品より遥かにエロチックなシーンのある作品があるよなぁ…という点と、ストーリー展開が先を読める平凡な火サス系という点でコスパが悪いと思えて、辛い評価です。挿し絵の作者が、レディコミの画風じゃないとか誰もが驚く大御所だったら、たぶん高評価するんだけど。
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