新九郎、奔る!
」のレビュー

新九郎、奔る!

ゆうきまさみ

細部に神は宿る

2022年11月14日
「そのままでも充分面白いが、予備知識があると一層面白い」作風のゆうきまさみワールド。
室町時代は日本史でも勢力相関が複雑で難解なので、幕間の解説がありがたい。
主人公が吊り目キャラなのが作者さんにしては珍しいなと思っていたら、肖像画の北条早雲、すげえ吊り目。
作り込みが細かい!
そして歴史漫画なのにしれっと小ネタ満載。
手塚治虫「火の鳥」で源頼朝がさりげなく電話かけてたのを思い出しました。
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