このレビューはネタバレを含みます▼
予想を遥かに上回る展開に『面白かった〜！』の１言！400頁近くあり長編だけど３部構成で短編２話。各々内容は独立してるので読みやすい。
国の神託により国１忙しく美麗な宰相ガウナーと結婚することになった魔術構築課、課長代理のロア。ロアのしっかり仕事のできる男らしいのに、魔術研究一族の愛情豊かで一途な可愛さがホントにイイ!!! 神託はガウナーを守るためのウソと思い、それでもガウナーが最初からドンドン好きになるロア。部下のシフも言ってだけど、「周りから愛されている人」とわかっていないロアがガウナーの本心に気づかず、言葉の裏ばかりを考えこの婚約は偽物だ～と切なさに身を焦がす。それが長いってあったけど、私はちょうど良かったと思う。完璧無欠の宰相様のガウナーがロアにはかなりのヘタ○だとありあり分かって（笑）
ガウナーの親友である大神官ルーカスとロアの最初のやり取りに胸がキューッとなった～。頭の中ではロア、違うよ!と思ってるのに、なんだろうルーカスの雰囲気が神託も嘘なんだと思わせるというか……
あと魔術やゴーレムを使ってのバ○ルシーンの多さ、その準備の細かい過程にびっくり！まさかこのタイトルでこんなにオタな魔術士たちの奮闘が大半を占めるとは思わなかった～（笑）でも、分かりやすかったし、バ○ルシーンは燃えたしたし、うま～くふたりのラブがかみ合って◎、☆５つ!
ことロアのことになると大好きすぎて常々ヘタ○てしまう、でもロアのためならおーきな愛情で包んでしまうガウナーがほんと良かったー。
ガウナー目線のお話がほしかったな～。二人の結婚式や他にもバト○シーンや個性豊かなキャラたち、ふたりの子供のようなロアの教え子たち……まだまだ読みたいストーリーがいっぱい!シリーズで何巻も続いてほしいです!
お願いしまっす(人）
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG