我慢しないで、ハデス様。 ~冷酷な冥王の純愛は底知れないほど深くて、重い~
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我慢しないで、ハデス様。 ~冷酷な冥王の純愛は底知れないほど深くて、重い~

くりおね。/フォクシーズ武将

ハデス様に萌えろ!!

ネタバレ
2022年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ いい男みつけちゃいました。
「美形」「堅物」「エリート」「肉体美」「奥手」「紳士」「初恋」「一途」
この中でどれか一つでも気になった方はぜひ無料分だけでも読んでみて下さい。
主人公のセフィの可愛さもさることながら、ハデス様のキャラクター性がツボに刺さりすぎて見事(?)に陥落しました。筋骨隆々とした頑健な肉体と、冷たさを感じさせる表情の中に時折柔らかな微笑が混じる相反した美貌に加え、他の享楽的な神々とは違い「死」の研究一筋で生きてきたストイシズムを持った男。そんな男が恋に落ちて我を忘れ乱れる様を見ているとドキドキせずにはいられません。
初恋に戸惑うあまり恋に奥手になるところも魅力的ですが、性的な欲求が湧いた時の赤く色づく顔や余裕をなくしていく表情は妖艶すぎて心を鷲掴みにされてしまいます。かといって処女のセフィに対してがっつくことなく、「このまま触れるのを許してくれるか?」や「(アレを握られた状態で)あなたはそんなことしなくていい」、「(セフィの中に指を入れた状態で)受け入れてありがとう」など、相手を気遣う様は紳士的で素敵です。と思ったら、神界に帰ろうとするセフィを冥界に引き留めるために「冥王に愛されたら神界には帰れない」という嘘を吐くところも可愛くて「なんだこの男はもー(萌)!!」ってなります(笑)
黒いルージュを引いたような唇さえも(そういう男性が苦手だったはずなのに)色っぽくて文句の付け所がありません。この男、全方位完璧じゃないか!! としか言えなくなります。他にも語りたい魅力があるのに書き尽くせないのが残念です。
神話を題材にした漫画は大仰という個人的イメージがあって今まで苦手だったのですが、この作品は繊細かつ美麗なイラストでありながら見とれてしまうタイプの美しさで、台詞もポップなのですいすいとストーリーにのめり込んでしまいます。現在(2022/11/23)発売中の5巻まで読んだ感想は一言、「早く続きを読ませてくれ!!」これに尽きます。
今後も新刊を楽しみにしてますので一刻も早く供給して下さるとありがたいです。
ハデス様の前に私の我慢がききません(知らんがな)
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