「子供を殺してください」という親たち
」のレビュー

「子供を殺してください」という親たち

押川剛/鈴木マサカズ

結末がない現実。

2022年12月1日
現代社会に溢れる問題がかなりリアルに、残酷に描かれていると思いました。
穿った見方をすれば、精神疾患患者への差別を生みかねない表現も多々ありますが、それが現実です。
このご時世、よくぞここまで書いてくれました。
親子の問題ですが、ケースごとに親が大きな要因であったり、逆に子供側の問題だったり。
綺麗なハッピーエンドは基本的になくて、どれも現状が少し変化した程度。
しかし、それがどれだけ難しいことなのか教えてくれるのです。
見応え抜群です。
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