このレビューはネタバレを含みます▼
まだ2巻を読んでいる所ですが、解せない点ばかり。
お話しの流れでは、青の竜誕生により、その対応のためにヒューバートが屋敷を留守にする事になった。
そして主人公のメリッサは、その間、竜たちのことを頼まれた。
念を押すかのように再度ヒューバートは出立の際にも『今メリッサに何かあれば竜たちも騒ぐから無理しないように』的なことを伝え、竜たちをメリッサ に託した。
メリッサは『私が屋敷から出る事はないので大丈夫』的な返事を返した。
、、のだが、どうみても怪しげな手紙を疑いもせず奥様からのものだと信じ込み、手紙の内容に従いさっさと屋敷を出てしまう。数ページ前に屋敷は出ないって言ったばかりなのに〜。
この流れがあまりにもお粗末な展開すぎて気持ちがサーっと引いた。
主人公のその意思に最終的に了承する周囲の人達も、全員お馬鹿揃い過ぎてキツい。。
ヒューバートが留守にしている今、何より一番優先にする事は任された竜達の事ではないのかな?
それに、屋敷に居座り続けるエリノアとかゆう女性の動向にも注意しなければならないし、ヒューバートの兄が毒殺された可能性が浮上した為毒に気をつけろとも言われ、どこに危険が潜んでいるかもからない状況となっている中でもある。おまけに、大切な竜たちが密猟者達の標的になっている可能性も高い地域だとわかってる状況ですよね?
当然警戒度MAXであるべきなのに、警護も薄かったのか、あっさりメリッサは捕まったし、御者は流血して倒れていたのにも関わらず彼女は『無事だといいのだけど』と割とドライな思考だし。。メリッサは御者の流血の状況など知らない設定なのかもしれないけれど、彼女自身がまいたタネで御者を巻き込む形となり安否不明となっている状態なのに、その思考だけでいいの?。。。
いくら物語だからとは言え、常識を遥かに超えた言動は読んでいて楽しめずストレスでしかない。