嘘つきな番~その匂い、ナカまで染み込ませて【単行本版/電子限定おまけ付き】
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嘘つきな番~その匂い、ナカまで染み込ませて【単行本版/電子限定おまけ付き】

なつはづき

紳司さん✕灯里くんが好き

ネタバレ
2022年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1&2巻紳司さん✕灯里くんのお話。この中には3つカップルが出てきますが、一番好きなカップルです。この二人だけでもよかったかなと思うくらいです。灯里くんが紳司さんに惹かれていく過程、オメガとしては未成熟が故のオメガの気持ち、陽里くんへの思い、誰かを大切だと思う心など幼いながらも灯里くんの真剣な気持ちが伝わってきます。紳司さんも同様。オメガ嫌いでアルファ嫌い、自分の出世や家族までも強く言えば憎悪でしかなかった中で灯里くんと出会えたことで変化する姿がよかったです。運命の番はドラマチックでした。
2巻後半に陽里くん主役のお話があります。両性具有の彼──見た目は女性です。しかもめちゃくちゃ巨乳なので、そのシーンはオトナコミックの作品を彷彿させられました。彼がいないとこのお話が成り立たないこと、可哀想な境遇とは判ってはいるのですが灯里くんのように寛大な心にはなれない自分がいます。苦手でした。女性との行為があることが苦手な方はダメかもしれませんね‥見た目完全に女性ですから。
3巻は最後の神名木のオメガ・深月くんと、紳司さん✕灯里くんの長男昴くんのお話ですが、やっぱり苦手です。陽里くんも深里くんもタイプが異なるのにどうもダメです。昴くん、麻騎さんの二人も。
作品を通して、とにかく行為が多いです。殆んど書き文字です。どう見てもそれは無理があると思われるアクロバットな体勢でした。
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