このレビューはネタバレを含みます▼
攻の鳴一くんと当て馬千尋くんの格好良い顔面、受の葉介の可愛らしい感じ、攻受二人の体格差、R18作品やっけ?と思うほど甘い修正、そのあたりは大変良かったです。ただノリがよくわからない漫画でした。絵柄と黒ベタ多めで暗い画面から重い話のように感じるけど会話が軽妙だったりして。かといってコメディでもない。内容としましては、事故で両親を亡くした葉介くんが、吸血鬼一家に養子として引き取られ、吸血鬼の鳴一くんから溺愛執着吸血されとるんですが、貧血を起こすようになり、鳴一くん突然の吸血やめる宣言、からの自宅で女を抱く、それを葉介くんが目撃して逃げた先で発情期突入、その匂いを嗅ぎつけて狼の千尋くん登場。吸血鬼一家に引き取られる前、隣に住んでた幼馴染で葉介は狼と告げる。幼少期結婚の約束した番だとか狼同士なら男でも子ども産めるだとか言って葉介混乱したところに鳴一が来て独占欲全開からの発情抑えるためおせっせ!さっき女とヤッてたところでよくやるな。ほんでやめる宣言したはずの吸血もする。その後告白して付き合う付き合わないモメつつ、デートしたり千尋の横槍入りつつもなんやかんやとまとまる二人でした。鳴一の口の悪さや矛盾した態度や冒頭の女誰だよとか、餌だ番だと気持ち軽んじられ気味の葉介が気の毒なのとか、葉介にちょっかいかけたり鳴一の血を抜いてみたりする千尋の謎行動とか、結局のところ葉介の実家と吸血鬼一家の繋がりはあるのかないのかなど、よくわからない部分は多々ありますが、細かいことは気にしない精神で、薄い修正を楽しむといいと思います。一見柔和な鳴一が闇堕ちして怖い顔してるときが好きです。ギラギラ執着攻好き。のわりに詰めが甘い感じするのでスパダリには程遠いかも…