このレビューはネタバレを含みます▼
自分に向けられる感情が頭上に浮かぶ風船として見えるというカワイイ設定。志月は強面の篠塚から今まで見た中で一番の好意(大きくてツヤッツヤの風船)を向けられていることに気づき徐々に仲良くなって行きます。好意が見えることで安心したり、それが急に見えなくなることで不安になったり。そして最後は風船に頼らず、言葉にしたり表情を見たりして相手のことを理解していこうとします。目に見える好意は安心できるけど、一方的なそれってカンニング的なものの様な気がします。お互いにきちんと言葉にしてわかり合おうとして行く過程が初々しくて可愛らしいです。書き下ろしの二人のばいんばいんの大きな風船がカワイイ!!