このレビューはネタバレを含みます▼
おわるさんのBL本はすべて持っているぐらい好きな作家さんです。
『ハングアウトクライシス』や『思い違いが恋の種』などが特に好きで今回の本も楽しみに購入しましたが、うーーん何か違うかな…というのを感じてしまってうまく話に入れませんでした…。
溺愛といえば溺愛で好きな話のはずなんですが、主人公の気持ちが殆どわからず…。
遊ぶのが好き→大抵がワンナイトラブ→特定の重い相手は作りたくない
ということから逃げ回っているのでしょうが、攻めを完全完璧なスパダリと認識していながら、「性生活の水準を上げたくない（他が楽しめなくなるから）」という理由で拒絶するのは、ちょっとおかしいような気がして、悩んでいる間に読み終えてしまったという感じです。
絵は綺麗で、えっちもえろえろなのですが、ストーリーに説得力が欲しかったなと思いました。おわるさんの本は好きなので、今回は自分の肌に合いませんでしたが、また次回面白い新刊を期待しています。
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