線は、僕を描く
」のレビュー

線は、僕を描く

堀内厚徳/砥上裕將

良かった

ネタバレ
2022年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻まで読了。事故で両親を亡くした霜介が水墨画を通して自分の気持ちと向き合っていく話。筆と墨と描き手により白い紙の中に命が宿る。水墨画のことは何も知らないが墨の濃淡、筆の扱いによって素晴らしい世界が描かれることは知っている。主人公である霜介に過去の自分を見た湖山に突然、声をかけられて弟子になってしまうが巨匠たちが巨匠過ぎて、兄姉弟子たちも凄過ぎて、やや現実離れしていたけど。喪失の中で生きていた霜介に生きる原動力が出来た。夢中になれるものが有るって素晴らしい。
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