断罪された悪役令嬢は、逆行して完璧な悪女を目指す
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断罪された悪役令嬢は、逆行して完璧な悪女を目指す

楢山幕府/えびすし

4巻まで。うーん…

2022年12月18日
1巻は面白いです。他の方のレビューにもあるように、タイトルとはかけ離れていますが…。
悪役令嬢が断罪されて逆行→チート無双の溺愛路線。ありがちと言えばありがちなお話です。
2巻のカラクリ屋敷などは、主人公を何でも出来るとにかくすごい人にしたくて仕方ないのかな?と思うほどの無理矢理感でした。男装も正直なところ要らないと思います。
他作品と差別化したいのは分かりますが、大した理由もなく娼館、娼婦の手練手管を出すのには辟易します。
そして別に娼婦の手管ですらなく、読んでて???と首を傾げることも。
他の方が仰るように、結局自身の身分と外見で惚れられていってるだけ。
逆行した主人公は、良い人、出来た人というよりも、いい子ちゃん。誰にでも愛される理由には成り得ないのでは。

3巻から…更に中弛みしてきました。某悪役令嬢ものと大差ない主人公の万能感。国を変えて色味を変えて、多分同じことを何巻も続けるんだろうな…。4巻も出て買ってしまいましたけど、この先の万能自慢が目に見えるので断念。
続きはもういいかなぁ。
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